« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月

2013年4月30日 (火)

クレヨン王国の思い出

福永令三氏が亡くなられたということを、つい先日知りました。昨年のことなのですね。
青い鳥文庫の「クレヨン王国」シリーズ、大好きでした。子供の頃夢中になった本は数あれど、これほど長きにわたって楽しませてくれたシリーズは、他にないと思います。

最初に読んだのは、「いちご村」。小学1年生でした。その頃既に、シリーズの半分ほどが既刊だったでしょうか。本屋へ行くたびにねだって買ってもらって、一通り集めてしまうと今度は新刊を心待ちにするようになり……
児童文学の対象年齢から外れてもなお、読み続けていました。

シリーズ前半は、普通の少年少女がクレヨン王国の中に入り込み、あるいはクレヨン王国の一部に触れ、成長して日常の世界に帰っていく――という一作完結の作品がほとんどですが、
段々、馴染みのキャラクターたちが活躍するクレヨン王国内部の話が中心になっていきました。
シルバー王妃はどんどん王妃らしくなり、カメレオン総理はますます歳を取り、
やがて、アラエッサやストンストンもそれぞれに良き伴侶を見つけ。
不思議の世界にも、確かに時は流れていくのでした。

正直なところ、シリーズ終盤の作品にはかつてほどの魅力を感じません。けれども、どうしようもなく愛おしい。
これはもはや児童文学というより、かつてクレヨン王国に憧れた子供だった、そしてクレヨン王国とともに育った大人のために、作者が心を込めて書いてくださった後日談なのだと思います。

イラストも新たに新装版が出る――という噂を耳にした時は、複雑な思いも抱きました。三木由記子さんの挿絵が大好きでしたから。
とはいえ、このところ本屋の児童書コーナーにクレヨン王国シリーズを見かけることもなくなっていたので、昨今の子どもたちがクレヨン王国を知るきっかけになるなら新装版もいいかもな、などと思いつつ、どんなものだか見てみよう、と恐る恐る本屋を覗いたのが、先日のこと。
新装版の他に懐かしいイラストの「クレヨン王国」が数冊ちゃんと並んでいて、ほっとしたのですが。
何気なく一冊手に取ったら、帯に「追悼」の文字があり、ショックを受けたのでした。

クレヨン王国がどれほど好きだったか、とても言葉にし尽せるものではありませんが、一回くらいファンレターを送ってみれば良かった……などと、今更ながら思いました。
子どもの頃に夢中になった本は、大人になっても心の奥底に残り続けます。素敵な作品と出会えたことに、心から感謝を申し上げたかった。

青い鳥文庫は今では昔と趣を変え、児童書コーナーも様変わりしているように感じましたが、今の子どもたちはどんな本を楽しんでいるのでしょうね。
願わくば、クレヨン王国シリーズが消えることなく、ずっと読み継がれていきますように。

2013年4月23日 (火)

アースデイのお買いもの♪

さて、先日のアースデイ東京でのお買い物♪

一番気になるのは、エヌ・ハーベストさんで買ったこちらでしょうか。
Dsc_39681
「のみもののためのスパイス」と「有機ジンジャーエールスパイスミックス」
イラストが可愛い^^
Dsc_3963
飯島奈美さんとのコラボ商品だそうです。材料はシナモン、カルダモン、オレンジピール、ショウガ、グローブ。
りんごをはじめ、果物のジュースに。紅茶もいいな。ココアに入れても美味しいかも!

スパイスミックスは、甜菜糖とレモン果汁があればお手軽に自家製ジンジャーエールが楽しめるというもの。
シロップを作っておけば、職場で飲めるかな~

日常に、ほんのりスパイスを。いいですね。

それから、雑穀キッチンさんの麹スイーツチョコ。みんなで買ったらお得なお値段に^^
Photo_2
玄米とひえと麹でできたクリーム。お砂糖なしでも充分に、甘いです。
パンに塗っても、ドリンクにしても、凍らせてアイスクリームにしても。
結構たっぷり入っています。使うのが楽しみ!

他にも、自然派コスメのロゴナでチークとグロスを、
オーガニックコットンのプリスティンでブラウス等をお買い上げ。
通常よりお安く入手できて嬉しい♡(ま、安かったからつい財布の紐が緩んだわけですが^^;)

こういうイベントは、やっぱり人と一緒の方がいいですね♪
ちょっとしたことで盛り上がれて、楽しい!

おいしそうなお菓子も並んでいたのだけれど、今回は自重。
友達に、どうしたの?と心配されました。私そんなにいつも買ってるかな……うん、買ってるよね(笑)

でも結局、お茶をしたゴントランシェリエ東京で粉ものをお持ち帰り。
Photo_3
イカスミとルッコラのプチパン。
黒々とした外観に、思わず手が出ました(笑) 上に乗っているのはゴマだと思っていたら…何だかスパイシーなのです。ブラッククミンだとか。うん、ちょっと、私には刺激的すぎる^^;
パンそのものはいずれも、粉の風味が良い食べやすいお味でした。
さらに、食パンの耳も販売していたので買ってしまいましたー。これまた美味しいー。

おまけ↓
Dsc_3954
お茶のとき話題にのぼった、HAPPY DATES。
西邨マユミさんとUHA味覚糖が共同開発した、100%植物性のプチマクロスイーツだそうです。
早速翌日、マツモトキヨシへ探しに行きました♪ お味は3種類。ひとつ98円なり。

この手のお菓子は自然食品店などにもあるけれど、結構お高い^^;
これなら、ちょっとしたおやつにいいですね。
マツキヨ等の大手薬局で扱っているというのも、嬉しい。私が買った店ではレジ下の分かりにくいところにありましたが、もっと目立つところに置いてくれていいのよ…。見た目もお洒落だし、需要はあると思うの。

職場に持っていきました。息抜きに食べよう♪ 素敵な情報ありがとう~!
もっと、こういう商品が増えたらいいのにな。

2013年4月20日 (土)

アースデイ東京2013!

さて、4月のランチ会。今回は代々木公園のアースデイ東京へ。
みんなの都合のつく日がアースデイの開催日で、ラッキーでした♪

朝から生憎の曇り空。おまけに3月の寒さに逆戻りした日でしたが、公園内は人でいっぱい。
有機栽培の農産物、体に優しいお菓子、自然派コスメ、天然素材の雑貨などなど、心惹かれるものばかり。
近くに住んでいたら、お野菜とか買って帰るのに!
さすがに、重たいものは買えません。残念。

みんな揃って買ったのが、月桃コスメ・ムーンピーチのプレシャスバーム。
Securedownload1
アースデイ用にミニサイズのものが、お手頃価格で出ていました。
沖縄に原生している月桃という植物を基に作っているというこの製品、顔に肌に幅広く使えるらしく。早速リップクリームとして使用しています。
自然な香りがとても好み!

1時間ほどぶらぶらしてから、お昼ご飯を物色。
私はふろむあーすカフェ・オハナさんのベジカツバーガーをいただきました。
Photo
どこへ行っても人でいっぱいで、座るスペースはなく。みんなバーガーやサンドの類を入手して、立ったまま齧りました^^;
お蔭で写真も微妙です…と言い訳しておく(笑)

お昼を終えた頃からぱらぱらと雨が降り始め、やがて傘が必要な状況に。
とはいえ雨にも負けず、会場を一通りはめぐりましたー。
スーベニールについては、また改めて☆

この日はほんと寒くて。歩いていると体はそれなりにあったまってくるんですけど、雨が降っているので手は冷えっぱなし。
あったかいものが欲しいねー、と休憩できる場所を探したところ、見当をつけたカフェは見つからなかったのですが、代わりにイートインスペースもあるお洒落なパン屋さんを発見!
表には「プレオープン」の看板のみ。店名すら分からない^^; 取り敢えず興味本位で中に。
パンを眺めている間にちょうど席も空いたので、結局ここでお茶をすることにしました♪
Photo_2
ソイラテと、クロワッサン。
最近はソイラテがいただけるお店を見かけるようになって、嬉しいです。スタバも追加料金で、豆乳に変えてくれますしね。

そして、クロワッサンが美しいこと!
この繊細な層、見事だと思いませんか!
Photo_3
思わず激写(笑) 何枚撮れば気が済むんだって感じですが、私の感動と興奮が伝わるでしょうか(^^;
一目惚れでした。テイクアウトしても家に帰る頃には崩れてしまいそうなので、絶対イートインしなきゃ、と思ったの!
お味も食感もまた、素晴らしかったです。バターの香りが豊潤で、ぱりっと、さくっとした外側と、中のしっとりもっちり感が絶妙で。崩れやすいけれど、ぼろぼろになるほど頼りなくはなく。層が薄過ぎないからかな。
これは他では食べたことがない美味しさ。

友達が食べていたマフィンも、見るからに美味しそうでした~♪
Photo_4
今度食べよう。

店名は、ゴントランシェリエ東京……聞き覚えのある名前。
確かよく拝読するblogに情報が!と確認したら、やっぱりありました。パン好きの間では結構話題になっていた様子。
でも、オープンしたのは昨年のこと。なのにプレオープン??と首を傾げたのですが、それは私の勘違いで^^;
昨年オープンしたお店の場所は、宮益坂下。我々が利用したのは、宇田川。
つまり2店舗目……になるのかな?

ちなみに、最初に行こうと思っていたカヘミカフェ、看板はあるのにお店は見つからず、見覚えのないパン屋さんができているので、てっきり閉店しちゃったのだとこれまた勘違いしましたが。
どうやら、シャッターが下りていた隣のお店みたいです。HPを確認したら、リニューアル工事中とありましたー!良かった!
店名もちょっと変わるみたい。どんなお店になるのでしょう。


マクロビオティックのお食事をするランチ会……ではありますが、ティータイムは割と、何でもありです。可能ならばヴィーガン対応、あるいはせめてナチュラル系のカフェを探すんですけどね。
その緩さが好ましい、と思います^^
あれもこれもダメ、では生きていくのが大変。あとはどこまでOKか、自分の体との相談でしょうか。その調整がまだ、難しいですね。
みんなと美味しいご飯を食べ、情報交換をしながら、よりよいあり方を模索していきたいです。

2013年4月15日 (月)

ukavege  VEGAN FOOD BUFFET

本日はマクロビオティックランチ会番外編(?)、ディナー会!
ミッドタウンのukafeへ、ukavege VEGAN FOOD BUFFETへ行ってまいりました。
日ごろから安心安全素材にこだわったカフェのようですが、月曜の夜は動物性食品を一切使用しないお料理がビュッフェスタイルでいただけるのです。
以前から気になっていたので、嬉しい♪

席についてドリンクを頼んで、早速お料理を物色。
Photo_7
料理の名前をまるで覚えていないのですが(^^;
ブロッコリーとお豆のサラダに、大豆たんぱくの唐揚げ、オレンジとほうれん草のサラダ。
甘辛いソイミートをのせた玄米ご飯が、とても美味しかったです!
唐揚げはしっかりとした噛み応えがあり、これまたごはんが進むお味。

そうこうするうちにドリンクが登場。
Photo_8
美と健康のためのBeauty Juice!
美肌、美白、物忘れ防止(笑)などいくつかコンセプトがあったのですが、私は眼精疲労に効果のあるブルーベリーとバナナのジュースをチョイス。
とろりとして、かなり濃厚。
美肌の苺と胡桃のジュースも味見させてもらいましたが、春らしい爽やかさでした~

ここで私は一足先に、デザートをいただいちゃいました。
この日は朝からストレスフルで、どうしても甘いものがほしかったの~(弁明)
Photo_9
黒ゴマソースの豆乳プリンと、ニンジンケーキ♪
ケーキは意外ともっちりした食感。添えられたクリームがまろやかで好みでした。

写真におさめられなかったものもあったけれど(うまく盛り付けられなくて^^;)
料理は7~8種類、デザート2種類といったところでしょうか。
丁度良い内容かと思います。一通り味見できて、気に入ったものはお代わりできて。

Photo_10
↑写真では何だかよく分かりませんが(友達曰く「ブリの照り焼きみたい」……確かにね^^;)、奥はナッティ・パンプキン(という名前を私は初めて知りました…)。
カボチャが!甘くてホクホクですごく美味しかった!

生春巻きには、3種類のソースが。ひとつは激辛。要注意。
緑色のソースの正体が分からなかったのですが…パクチーらしいです(私の舌では判別できず。残念)
トルティーヤも美味しかったな~

締めはやっぱり、デザート。私は2個め!(1人で3個食べたわけじゃないですよー)
Photo_11


全体的にエスニック風でしたが、いつもこうなのかしら。今回のテーマなのかしら。
素晴らしいお料理ばかりでした!満足。
2時間制で、料理はその頃には下げられましたが、その後も1時間弱、おしゃべりしながら居座ってしまったのでした。
ブルーマンデー、一週間を乗り切るためにたまにはこういうのも、いいかも☆

2013年4月13日 (土)

夢の共演?

先日「吹雪の山荘―赤い死の影の下に」という、推理小説を読みました。
北村薫氏の他、数名の名前が並んでいたので、てっきり短編集だと思って借りたのですが。開けてみたら吃驚、リレー小説でした。

推理ものでリレー小説って可能なのだろうか…と疑問を抱きながら読み進めたのですが、そこは流石、と言うべきか。それぞれの個性は活かしつつも、ひとつの小説として違和感がないのでした。
無論、推理小説としては一人の作者がきっちりとプロットを立てて書いたほうが完成度は高いでしょう。矛盾点が全くないとは言えません。が、結論未定のまま順に書き進めてこの収束力は、すごい。

メインは首なしの男性の女装死体。なぜ首がないのか。なぜ女装しているのか。その謎の解釈が次々に提示されるところもまた、面白いのでした。

残念なのは、私自身が北村氏以外の作品をほとんど読んでいなかったこと。
ブッキーが「円紫さんと私」シリーズの「私」であることになかなか気づかなかった時点で私には探偵の素質はなさそうですが(ちゃんと落語好きって紹介されてたのに…)、
ちらっと「覆面作家」関係の話も出たりと、ファンにとっては嬉しい演出もあり。
他の探偵役にも馴染がある方にとっては、まさに夢の共演! だったことでしょう。

大物の共演、というと、少し苦い思い出もあります。

私が推理小説の魅力を知ったきっかけは、他でもないシャーロック・ホームズとの出会いでした。
最初に読んだのは「金縁の鼻眼鏡」と「美しき自転車乗り」。小学5年の時だったでしょうか。
ホームズのキャラクター性と事件解決の手腕にすっかり惚れ、あっという間に60編すべてを一気に読んでしまい、もっと読みたいのにこれしかないのか!と途方に暮れたものでした。犯人が分かっていては、再読の楽しみは半減しますし。
もっとも今では、印象的な作品以外は展開を忘れているので、もう一度楽しめるんですけど(笑)

そして、ホームズに飢えた私の前に現れたのが、「ルパンVSホームズ」でした。
作者がコナン・ドイルでないことに気づきつつも、ホームズシリーズとして読んでしまった私には、これは、ショック以外の何ものでもなく。
こんな…こんなホームズは、ありえない、と強く思ったことを覚えています。ホームズはあくまで紳士なのに!もっと頭脳明晰なのに!、と。
ストーリーは覚えていませんが、一応引き分け、とはいえどちらかと言えばルパンに軍配が上がる結末になっていたかと思います。それもまた、腹立たしいのでした。作者がルブランだから、当然と言えば当然なのですが。
そしてなぜか、やめておけばいいのに他のルパンシリーズもいくつか読み、ホームズが出てくるたびに憤ったのでした。
もちろん、冒険ものとしては結構面白かったからこそ、読んだには相違ないのですが。

後になって、ルパンシリーズに出てくるホームズは原作ではエルロック・ショルメ(?)とかいう似て非なる名前であり(アナグラムか)、シャーロック・ホームズとは異なる人物だと示唆する表現もある、と知りましたが、私が読んだ本では、そのような配慮は感じられず。

両者のファンにとっては、これは夢の共演だったのでしょうか。
それとも、あくまでルパンのファンにとってのみ、楽しい演出だったのでしょうか。
ルブランも、ファンの要望を受けて書いたのかな…。

「吹雪の山荘」においても、有栖川氏が途中で抜けたために有栖川青年は少々気の毒な立場になりましたが(とはいえ見せ場も一応あり、法月氏の心遣いに感服しました…)、
それを除けば、探偵たち全員の持ち味が活かされた、バランスの良い話になっていたと思います。
リレー小説だからこそできたことなのでしょう。

ちなみに、そんなこんなでルパンは好きになれませんが、ルパン三世は好きです。
そういえばルパン三世と名探偵コナンの共演も、ありましたね^^

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »