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2016年8月10日 (水)

Demianの林檎

夏の日差しが苦手なせいで、思わぬ出会いをすることもあります。

ミステリー文学資料館に行くために、要町へ行った日。まずは腹ごしらえ。天気予報は曇りだったので、本当は駅から10分ほどの音楽喫茶を目指していたのですが。

なぜか、お日様が顔を出してきた……。駄目だ、たどり着けそうにない。

ふと目についたのが、随分年季の入った喫茶店でした。
Photo_3

入るには、ちょっと勇気のいる店構え。庇とかほぼ骨組みしか残ってないし。。
でも、看板の「Demian」の文字に惹かれてしまう。デミアン?

誰かのブログで目にした記憶が朧にありました。確かホットケーキが特徴的だったはず。

よし、取り敢えず太陽から逃れよう。

店内にも窓から陽が降り注いでいたのは誤算でしたが、まあ、外にいるよりはよかろう…。

 

というわけで、ホットケーキと珈琲を注文。シロップたっぷり!

上には林檎の甘煮。

Photo_4
トースターの音が聞こえたので、ホットケーキは作りおきを温めたと思われます。
見た目どおりに、甘い。バターはそっと皿の縁へと移動させましたが、シロップは避けようがなく、ぐんぐん生地に吸い込まれていくばかり。でも、シロップひたひたのホットケーキもなかなか美味しい。林檎も美味しい。

 

会計時「遠方からお越しですか?」と聞かれたので、そういうお客様が多いのかも。つまり、純喫茶好き、レトロ好きの方が。そう遠くはないのですが、と答えつつ、せっかく話しかけて下さったからには、店名に触れずにはいられない。

「デミアンは、やっぱり、ヘッセですか?」

「そうですよ」

そこからドイツ文学について熱く語って下さったなら、拝聴する心構えはあったのですが、それ以上のコメントはなく。

ちなみに店内には特にヘッセを連想させるものはなく、むしろジャズ関連の本が目にとまりました。BGMもジャズ系でした。

 

ソファーが破れていたりするけれど、そこはご愛嬌。

こういうお店がお好きな方はぜひ、そこにあるうちに。

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